《出演者紹介vol.3》

革島 洋志 Dr. (かわしま ひろし ドクター)
[チェロ演奏]

●プロフィール:革島クリニック(寝屋川市高柳)理事長兼、院長。同院で演奏家によるクリニックコンサートを主催し、開催は80回を越える。プライベートでは市民楽団に所属し、チェロを担当する。

~音楽の力~

革島 洋志 Dr. ― ご出演は2回目となりますが、出演のきっかけは当法人の理事長藤本との音楽談義から始まったと伺いました。
以前から藤本先生と親しくしていただいていましたが、革島クリニックでも演奏会をやっており、ある時、音楽の話になりました。私が「チェロを弾くんです」と言うと「では、フジフェスで一緒に演奏しましょう」と出演のお誘いをいただいたことがきっかけです。― 革島クリニックさんでも、演奏会を開催しているのですか。
「クリニックコンサート」という名前で、年に4回開催しています。音楽好きで自身も演奏する先代の父から始まりました。プロやセミプロの演奏家や声楽家をお呼びし、50人ほど入るリハビリ室で演奏していただきます。近年は新型コロナウイルス感染症の影響により、開催できていません。最近はピアニストの姉が、リハビリをされている方の傍らで月に一度、ピアノを弾いています。― 院内で演奏会を企画されているのはなぜですか?
当院では、患者さん一人ひとりに寄り添っていきたいと考えています。言葉にするのは簡単ですが、それが実現できるよう、健康を維持するサポートを実践していきたいと思っています。演奏会は、40~50分ですが、通院されている方が少しでもリラックスしていただければと思っています。音楽には医療ではできない良い効果があると思います。患者さんから「演奏会はまだですか」と聞かれるととても嬉しいです。

― ご自身にとっては、音楽はどのような存在ですか。
小さい頃からとても身近にあるので、そばにあることが当たり前な空気のような存在です。
また、本番だけでなく、日々の練習で成長があるのがとても嬉しいです。練習していく中で、お互いに上手く合ったときや、それまでできなかったことが、できるようになったりと成長を感じられることが、音楽をする上で嬉しい体験です。

― チェロはいつ頃から演奏されているのですか。
高校のオーケストラに入った時からです。それまではピアノをしていたのですが、チェロの、高すぎない音程が私にとってとても心地よく、また、伴奏もメロディラインも弾くことができるところに惹かれました。

― 最後に、来場者さんに向けてメッセージをお願いします。
とにかく、ミスをしないように頑張ります。そして、クリニックでは見ることのない、普段と違う一面を見ていただいて、親しみを感じていただけたら嬉しいです。

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